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​ 3.11の東日本大震災と同時に発生した福島原発事故は、福島のすべての人たちの暮らしに重くのしかかっている。子どもたちが遊ぶことのできない大地。安心して食べられる野菜を作れない大地。低いとはいえない放射線量の中で生活を続けなければならない不安。障がいを持つ仲間たちの作業所も同様にこの大きな問題の影響を受けている。 大好きな福島をもとの姿に戻したい。思う存分外で遊び、仕事をし、安心して食べられる物を作れる大地を取り戻そう。被災地障がい者支援センターふくしまでは、大地の除染試験と障がい者の仕事おこしを、暮らしと仕事を取りもどすプロジェクトを始めました。

つながり∞ふくしま (障がいを持つ仲間の仕事おこし)の結成

2011.05 「UF-787プロジェクト」の立ち上げ 

リンク

2011.8月 シンボルとしてのカンバッチの製造が始まる

 

2011年8月からはUF787プロジェクトのシンボルグッツとして、カンバッチ製造を製造し、震災・原発事故の影響で仕事が激減した南相馬市を中心とした障がいを持つ仲間の仕事をつくった。カンバッチにはひまわりの種を2粒入れて販売し、ひまわりの種が福島に戻ってくる仕組みを作った。

 

 

 

 

 

 

 

​ 2012年の春には全国から集まりひまわりの種植えをした。また積極的に種集めの呼びかけをし、たくさんのひまわりの種が全国から届いた。現在、にんじん舎(郡山市)にはひまわりの種から油を絞るための機械が設置され搾油が始まっている。

2012年 全国からひまわりの種が集まる

​ 福島県郡山市にある共働作業所にんじん舎は循環型システム構築を目指して、農業や養鶏場の運営、バイオディーゼル燃料の製造などに取り組んできた。しかし、原発事故後、にんじん舎かたひら農場では14,570Bq/㎏の放射能が検出され、これまでの障がいを持つ仲間の仕事が奪われた。安心・安全が売りであったにんじん舎の卵も野菜も自信を持って販売することができなくなったからだ。
 地域に山積みとなっているゴミ(低放射能汚染有機質)は福島で暮らすみんなの問題である。バイオガスプラントを地域に先駆けてにんじん舎に取り入れることで、地域とともにゴミからエネルギーを作り出す試みを実践していきたい。この試みはにんじん舎だけで終わることではなく、福島県内の各地域に新しいエネルギーの循環システムが立ち上がり、地域住民が積極的に新しいエネルギーを身近に取り入れていくきっかけを作っていきたい

 

​ 全国から集まったひまわりの種からしぼった油は、福島の障がいを持つ仲間の仕事になっています。※詳しくはHPをご覧ください。

ひまわり油で木製ボタンをみがく。 

 

ひまわり油でつながりのかばん1号のかばんを撥水性を保つ

エネルギーの循環システムを地域に

2013年 ひまわりの油を使った仕事がスタート

UF-787プロジェクト

はじまり・・・
 

ひまわりの種で
 

バイオガスプラント


計画

UF-787プロジェクト概要(PDF)も合わせてご覧ください。

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